寮生たちが語る、充実した寮生活の秘訣
2023.09.08
3つの専用寮から集まった寮生対談
充実した寮生活の秘訣とは?実際に暮らしてみての率直な感想や未来の寮生へのメッセージをお届けします。寮生活を考える皆さん必見のリアルな寮生の声をお楽しみください。
どうして寮にしたんですか?
三保さん(法学部1年/元住吉宿舎):元々料理が趣味だったので、自炊型のところがいいなと思い、なおかつ部屋もわりと広めで、プライベートな空間もある方が良いと思って元住吉宿舎にしました。スーパーも近く、学校からも徒歩圏内なので通学にも便利かなと思いました。実際、自炊をしています。通学も便利です。
吉岡さん(商学部4年/元住吉宿舎):元住吉宿舎は場所が良いですね。今、三田キャンパスに所属しているのですが、約40分で行けますし、日吉・矢上にも歩いて10分以内です。いろんなキャンパスに行けるということは、いろんな授業をとれる、いろんなサークルに入れる、いろんな人と出会える。その可能性を潰さないことだと思いました。
畔柳さん(総合政策学部1年/元住吉宿舎):私はアメリカで家族と暮らしていたので、一人暮らしが初めてなので寮を選びました。朝指定された時間に食事をとるのが苦手で、自分のタイミングで食事をとれるのが魅力だと思って元住吉宿舎に決めました。面白いなと思ったのは 1キロ範囲にコンビニが全種類揃っているところ。あと日吉駅にはチェーンのお店もいっぱいあるし、少しこだわったお店もあります。
花房さん(文学部4年/大森学生寮):大森学生寮を選んだのは、朝と夜のご飯。上京してきたばかりの頃は料理ができなかったので、ちゃんと食事ができる環境がいいと思いました。あと交通の便ですね。学年が変わってキャンパスが違っても近いというところで選びました。僕は文学部で、1年生は日吉キャンパス、2年生は三田なんですが、最寄りの蒲田駅からどちらも20分程度で行けます。
吉川さん(理工学部1年/綱島SST国際学生寮):僕は理工学部なので日吉と矢上に分かれます。綱島 SST国際学生寮は徒歩で日吉まで行けるのがいいなと思いました。あと見学して気に入ったというのもあります。
グレンさん(理工学部研究科1年/綱島SST国際学生寮):多くの人が楽しんでいて素晴らしいところだと聞き、綱島SST国際学生寮にしました。共同スペースもあるけれど、自分のスペースもちゃんとあるところがいいです。
ミアさん(別科/綱島SST国際学生寮):綱島SST国際学生寮には日本人と外国人が両方いるのがいいです。日本の言語や翻訳、文化を専攻しているので、日常生活で日本の方々と交流することも勉強の一貫になるので助かります。日本人も英語を喋りたいと思う人が多いので、お互いに良いと思います。
実際に暮らしてみてどうですか?
三保:関西から来たので友達があまりいないし、元住吉宿舎は共有スペースが少ないこととか不安で、友達ができるかなと思っていたのですが、できました。早く寮が決まっていたおかげで、同じ寮の子たちとSNSで繋がっていたんです。入学式の前日くらいに寮に入ったので、入学式の時には仲良くなってて。今はすぐ(元住吉宿舎の下にある)はま寿司に一緒に行く仲ですね(笑)。
畔柳:9月入学だったので、友達を作るのが難しかったですが、同じ寮の吉岡くんが初めての友達です。あと寮長と寮母さんがとても親身に接してくれたので、1年契約でしたが もっとこの寮での生活を続けたいと思いました。寮に初めて来たときに、虫が出ちゃったんです。泣きながら呼んだら、退治してくれて。夜10時の夜遅くなのに対応してくれて、とても安心しました。
吉岡:僕も寮長の気さくで話しやすい性格に感謝しています。ハキハキしていて笑顔で、学校のことから生活のことまで色々と教えてくれるんです。会話が終わるといい気持ちになれます。
グレン:最初日本に来た時には一人で、誰かの助けが必要でした。ヨーロッパの人にとって日本人はシャイというイメージがありますが、多くの人がフレンドリーに話してくれます。それに僕と同じような状況の、多くの別の国、別の文化の方と出会えました。触れあうことが安心感にもつながりました。
吉川:最初に一番不安だったのは、知り合いをどう作るかでした。入寮当日にその日入った人たちに向けて、寮長が企画してくれたイベントがあって、そこからわーっと知り合いがたくさん増えました。不安はすぐ解消されましたね。それからも何回か知り合いを作れる機会を準備してくれました。
ミア:私は日本語が全然上手じゃなかったので緊張していました。日本人と友達になるのは難しいと思っていましたが、この寮では英語を話す人も多く、今では友人が沢山います。想像以上に英語を話せる人がいて良かったです。
花房:一人暮らしなら帰っても真っ暗で誰もいないですが、寮長寮母がいるので電気がついていて、「ただいま」「おかえり」が言えるというのがとてもいいです。コロナの時期とかは特にそうでした。
未来の塾生へのメッセージ
吉岡:まず寮に入るということに対して不安だと思ったとしたら、それは感じる必要はないと思います。グレンさんがおっしゃったように色んな人と会える機会があります。そういう人たちはきっとあなたと共有できる何かを持っています。場所としても大学に通いやすいし設備についても学生生活を送りやすいように作られています。大学生活を何不自由なく送ろうと思っている人にとっては完成された場所だと思います。
吉川:綱島SST国際学生寮は他の寮よりも交流のタイミングもあり、自由もあるところが気に入っています。この環境を活用できる人には最適な場所です。
畔柳:なんでも、くだらなくても、RAや寮長寮母に頼りましょう。頼らないとメンタル的な責務ができてしまって、他の人に頼るチョイスがない、自分ひとりでやらなきゃ、と思ってしまうこともあります。だから、どんなに小さなことでもはじめの一歩として、寮長たちを頼ることで、そこから人に頼ることに慣れていって過ごしやすい環境を作れるのではないでしょうか。
花房:大森学生寮は食事付きを選べますが、一人で食事をとりたいという人は自炊もできます。大浴場もあれば、プライベートシャワー室もあるので、性格に合わせて自由にライフスタイルをチョイスできます。とりあえず入ってみて、合わなければ出てもいいと思います。自由に決めていいんです。人と生活するのが向いていないと思っていても、入ってみれば性格も変わったり、この人となら喋れるということも。迷っているのであれば入ってみるのがいいと思います。
本記事で登場した学生寮の詳細はこちら
※本記事は2023年6月時点の取材に基づく内容です。
Photo By Shirahama Satoshi|Interview By Nishi Yasuhiro
こちらもおすすめ
トップページ ニュース&トピックス 寮生たちが語る、充実した寮生活の秘訣