寮なら学びたいことに時間を使える。
2021.12.24
今回は「慶應義塾大学 大森学生寮」に住む、慶應義塾大学法学部2年のTさんにお話を伺ってきました。
私が入寮したのは2020年の4月で、もうすでに世の中がコロナ禍の状態でした。授業なども全部オンラインになったため、寮には荷物だけ置いて、すぐに熊本の実家に帰りました。この寮に戻ってきたのは2020年9月くらいです。まだまだコロナ禍だったので「寮の共用部のキッチンやトイレなどから感染しないか?清掃が行き届いているか?」はちょっと心配でしたが、実際に見てみると、細かいところまで丁寧に清掃されていたので安心できました。私がとっていた授業は2020年は全ての授業がオンラインで、2021年の春頃からちょっとずつ対面授業が増えてきたイメージですね。
学びたいことに集中する時間がつくれる。
もともとは一人暮らしをしようと思っていたのですが、親が探してくれた寮の案内を見て、実際に見学をして、ここなら寮生活をするのもいいなと思うようになりました。東京に知人があまりいなかったのも理由の1つです。他の寮だと門限の話も聞くことはありますが、ここは門限もないので、特に規則が厳しいと感じることもないですね。今は資格をとるための勉強もしていて、そちらも忙しいので、もし一人暮らしをしていたら、食事の準備などに追われて、こんなに勉強の時間をつくれなかったと思います。
コロナ禍だからこそ、寮で助かった。
寮内では、食事の時間に一緒になった友達と話したり、お風呂(大浴場)で友達に会ったら「あとでご飯一緒に食べない?」みたいな感じで友達とコミュニケーションをとっています。何人かで話す時は共用スペースを使えるのが便利ですね。コロナ禍ですので、寮暮らしじゃなかったら、友だちや先輩とのつながりをつくるのも大変だっただろうなと思います。寮だと同学年の友達もできますし、先輩方に履修相談会などのサポートをしていただくこともできます。この点は本当に良かったと思いました。
自分の力を活かして、社会問題解決への一助になりたい。
小学生の頃に父の仕事の関係でアフリカに住んでいたことがあるので、貧困問題を解決したいという想いが昔からありました。今は法学部政治学科で国際法や国際政治の勉強をしているので、将来は自分の学んだことや、今勉強中の資格を活かして、世の中の社会問題の解決につながるような仕事をしたいと思っています。
(取材・2021年10月 文・田中文庫 写真・白浜哲)
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